簡単に自己紹介
初めまして、あたらよと申します。あたらよとは明けるのが惜しいほど素晴らしい夜、という意味の言葉です。僕は勉強を一から始めている22歳です。
今日は僕が勉強をするのも悪くないかもと思ったきっかけのうちの一つについてお話してみようと思います。
少し前まで勉強が嫌いでした。
こんなことをいってますが僕は高校生くらいまでめちゃくちゃ勉強が嫌いでした。理由はいろいろあるのですがそのうちの一つが「ある程度勉強してきて日常生活で必要なことはもう履修できたしこんなこと学んでも仕方がない」ということです。
これ以上何かを学ぶ必要がないと思ってしまったんです。
皆さんもそんな風に思ったこと、もしかしたらあるかもしれません。三角形の面積の求め方、とか元素記号覚えるときとか…。これ、覚える意味あるのか?みたいな。
今日はそんな当時の僕の価値観をぶっ壊したお話を紹介させてください。
あらゆる学問、学びの初めの第一歩は無知の知。
結論から言うとこの世界のあらゆる学び、そのはじめの一歩が無知の知、であると知ったのが僕にとって一つの大きなターニングポイントになった、というお話です。
この先で詳しくお話させていただきます。
哲学に興味を持つ
高校生の授業で「倫理」があったのですがその中で哲学を習ったんです。といっても当時の自分にはチンプンカンプンでした。
それからしばらくして大学生になる直前くらいにたまたま哲学の簡単な本を読む機会があり、なんとなく読んでみたんです。幸い高校で習ってたのですんなり内容が入ってきたので、あー面白いなと思いながら読んでいました。
その哲学のお話を今日はしてみようと思います。
哲学はあらゆる学問の中で最古の学問といわれている
哲学は人類が初めて生み出した学問といわれています。そもそも哲学って何?という方に簡単に説明しますと「「生きる」とは何か?」とか「「愛」とは何か?」みたいなことを賢い学者さんが真剣に考えたみたいなものだと思ってください。
そんなの答えないでしょ、とかそんなこと考えても…みたいに思う方もいるかもしれませんが。
で、まあこの哲学に興味を持ったのですが哲学の歴史で一番最初に出てくる人物というのがソクラテスという人です。
厳密には哲学を確立させたのはプラトンという人という説もあるみたいなのですがソクラテスはプラトンの師匠みたいなものですのでおそらく哲学を学ぶ上で最初に学ぶのはソクラテスなんじゃないかと思います。
ソクラテスといえば「無知の知」
ソクラテスといえば「無知の知」という考え方がすごく有名です。
無知の知というのはざっくりいうと「俺たちは全然何も知らないんだ!まずはそれを自覚しよう!」みたいなことです。
ソクラテスはその考え方を自分なりに落とし込むために当時賢者と呼ばれていた人たちを論破しまくるというなかなか迷惑な行動を起こしているのですが。(ソクラテスの問答法といいます。)
ちょっとした感動を覚えました
「無知を自覚する」ということから哲学が生まれそこから派生して今日、様々な学問が誕生しているなんて、すごく壮大でロマンにあふれていると思いませんか?
当時本を読んだ僕は感動したのを覚えています。
それからほんの少し勉強を前向きにとらえられるようになりました。
この記事を読んで少しでも勉強に対するマインドが変わる方がいればうれしいです。
勉強をする意味について僕なりに書いた記事もあるのでよろしければこちらから→勉強って大事なのか?について考えてみます。
それでは今日はこの辺りで。ありがとうございました。
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